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茶室建築 Tea-ceremony house

茶室建築 京都市左京区

■茶室とは

茶室はあくまで舞台装置であり、主役ではない。
主役は、亭主であり客である。

出会い、おもてなしの場、親交を深める場を提供しているのが茶室である。
茶室は亭主の好みによって作られ、亭主の使い方によって表情を変える。

茶室建築は、素朴であり高価な材料、繊細な技法、手間と技の集大成であるが、目立ってはいけない。
亭主のおもてなしの心や設え、それを受ける客の関係が茶室を完成へと導く。

茶室は完成された舞台であるが常に不完全であり、茶のもてなしが行われて、はじめて完全な建築物になる。そして、毎回同じお茶会は無く、季節が移り変わり、亭主と客人の関係によって、一期一会としての茶室が完成される。

■庵

茶室の名称でよく使われる「〇〇庵」。庵とつけるのには理由があります。出家した僧侶や、世俗を避けた隠遁者が住む建物を「庵」と言います。方丈記に記された鴨長明の方丈が有名で、京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)に復元された方丈が展示されていました。

「庵=茶室」は通常、自然の中にあり、素材や構造には質素でシンプルなものが使われ、建物自体が茶道の精神を表現し、参加者たちが静かで集中できる環境を提供します。自然や季節感を感じながら静かなひとときを過ごす場としても利用されます。

庵がつく茶室に天然木や素朴な天然素材が多様され、庵の意味を表現しています。ただ、昔の茶室(庵)がこうだったから、今もこうしているという真似事ではなく、茶室(庵)の意味を理解した上での設計建築が、茶道に集中でき茶室に訪れたお客様に庵を感じてもらえる空間になると考えています。

■茶室施工例

Traditional Tea-ceremony house Construction Examples
山中工務店が施工した茶室建築の一部を紹介します。

未完成だからこそ、完成形は一つではない。数寄屋造りの茶室は一期一会。
It is precisely because the room is unfinished that there is no single finished look.
A sukiya-style tearoom is to be treasured at every meeting, for it will never recur.


国宝の茶室写し工事、茶室の新築工事、住宅内部、マンション内部の茶室内装工事、茶室の移築工事。
フランスのパリをはじめ海外での茶室建築も行います。
お茶を点て客をもてなす空間が茶室です。亭主の好み、空間つくりのお手伝いをします。

■ K邸 茶室 新築工事 [京都市左京区 2001年施工]

■ 花園大学 茶室 蔭凉館 新築工事 [京都市中京区 1983年施工]

■ M邸 茶室 新築工事 [東京都小金井市 2001年施工]

■ 道善寺 茶室 新築工事 [大阪市天王寺区 2002年施工]

■ 大徳寺如意庵 茶室 新築工事 [京都市北区]

■ 兵庫県宝塚市 茶室稽古場工事 [兵庫県宝塚市2014年施工]

■渋谷区松濤 茶室住宅新築工事 [東京都渋谷区松濤 2020年施工]

■フランス・パリ 六覚庵新築工事 [Paris France 2022年施工]

■京都の神楽岡茶室改修工事  [京都市左京区 2022年施工]

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