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京都の神楽岡茶室改修工事 錆壁の聚楽壁と蒲天井

京都神楽岡茶室 聚楽土の錆壁

京都の神楽岡にある住宅の敷地に立派なお茶室が建っていました。
そのお茶室の改修工事を行いました。
初めて伺った時に、雨漏りがあり天井や壁が被害にあっていましたが、
聚楽壁が錆壁になっているのをみて、残せる壁は全て残す方向で改修工事を計画しました。
錆壁を作るのは大変ですし、自然の風合いで錆びた壁は名物だと思います。
錆と聚楽土の色の違いは、壁の下地に関わっています。
壁は竹小舞の下地になっており、木と竹と麻縄などでできています。
木で大まかな下地をつくり、その空いた部分を竹を編んで下地にしていきます。
黒く錆びている部分は、竹の部分で、錆びていない部分に柱や貫があります。
意図してできない風合いを大切にしていきたいと思います。

天井は、点前座にあたり、一段低くなっています。
改修前は、前のオーナーの意向で新建材っぽ素材のものが貼ってあったので、
それを撤去し、蒲天井を女竹でおさえました。

古い茶室の修繕工事はどこまで手をつけるのか?がとても難しいですが、
このお茶室は、壁が好物なので、それを活かすプランで工事を行いました。

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